体温調整の乱れによって起こる更年期の冷え
冬だけでなく一年を通して手足が冷える、体が温まりにくい——。
更年期に感じやすい冷えは単なる体質の問題ではなく、ホルモンバランスの変化に伴う自律神経の乱れによって、体温調整がうまくできなくなることが影響しています。
最近こんな変化を感じていませんか?
- 手足が慢性的に冷える
- 体が温まりにくい
- 末端がしびれるような冷たさ
- 温度差が大きいと症状が悪化
- 冷えにより肩こり・頭痛が出る
なぜ起きるの?
ホルモンバランスと自律神経、筋肉量低下の影響
エストロゲンやプロゲステロンの分泌バランスが乱れると、自律神経の働きにも影響が及び、体温調整がうまくできなくなります。
その結果、血管の収縮・拡張がスムーズに行われず、末端への血流が不足して冷えを感じやすくなります。
さらに、加齢や運動不足による筋肉量の減少によって体内で生み出される熱量が低下することも、冷えが続く一因となります。
ビバエルの治療例
Aさん
お悩み:
足の冷え、気分の落ち込み、⼿指のむくみと強張りがある。
治療方針:
ホルモン補充療法(HRT)を処方。様子を見て、漢方薬の追加を検討。
経過の目安:
1か月目で、冷えを感じなくなり、気分の落ち込みや、朝の憂鬱さが軽減されてきている。
※個人差があります