気力がわかず、やる気も出ない——そんな日々を過ごしていた中で、自分に合った更年期ケアに出会い、少しずつ前向きさを取り戻していった体験談をご紹介します。

前向きに楽しめない自分がいた

何をするにも気力が湧かず、些細なことでくよくよしたり、理由もなく憂うつな気持ちになる日々が続いていました。
「このままではいけない、なんとかしなきゃ」と思ってはいるものの、気持ちは重く、朝起きるのもつらい。仕事への意欲も失い、やる気が出ない自分にさらに落ち込むという悪循環に陥っていました。

本当はもっと挑戦したい仕事もあったのに、「どうしてこんなに気持ちがついてこないんだろう」と、自分自身をコントロールできないもどかしさを感じていました。

私の更年期ケア

以前からオンラインカウンセリングを何度か受けたことがあったので、オンライン診療に対して特に抵抗はありませんでした。

カウンセラーさんは最初から話しやすく、こちらの様子から色々な事を読み取っていると思います。初回から自然のなかで気持ちを休めて、リラックスして、前向きになることができました。カウンセリングの中で億劫な事の始め方、気持ちの持ち方を教えてもらいました。

治療は漢方を2種類を処方してもらい、服用を開始しました。でも1ヶ月ほど続けてみても気持ちには波があり、「本当に効いているのかな?」と疑問に感じることも。

私にとって一番効果的なのは薬ではなく、カウンセリングで気持ちを整理することだということでした。思い切ってお薬は中止し、カウンセリングだけを継続することにしました。

月に1回、カウンセラーさんと約40分間じっくり話すことで、気持ちはぐっと楽になり、これまで億劫だったことにも少しずつ取り組めるようになりました。

今では、「困ったときに相談できる相手がいる」ということ自体が大きな安心感につながっていると実感しています。自分に合ったケアの形を見つけることが、前向きな日々への第一歩でした。