「更年期はいつ終わるんだろう?」「この辛さに終わりは来るの?」
更年期と向き合う中で、そんな風に感じている方も少なくありません。
本記事では、実際に更年期のつらい症状を乗り越えた方たちの体験談をご紹介します。
更年期の終わりのサインについては、別の記事「更年期の終わりのサインとは?更年期との付き合い方」で詳しく説明しています。
これから更年期を迎える不安をお持ちの方は、更年期の治療に関する体験談 を是非ご覧ください。

「心も身体も軽くなって、前向きな自分に会える」(62歳・女性)
最初に異変を感じたのは45歳になった時。
自分の身体が変わってくるのを感じました。
白髪が出たり、近いものが見えなくなったり。
そのとき友達と「更年期なのか老化なのか...」と話していたのを覚えています。
本格的な更年期の症状が出始めたのは、最終的に生理が止まった1年前で、53〜54歳の時でした。
本当にしんどかった期間は全部で1年くらい、その間の3ヶ月くらいは特に精神的に落ち込んでいました。
それでも、なんとか外に出ることで気を紛らわしたり。
一番辛かったのは、軽度のうつ症状があったこと。
趣味のゴルフもやる気が起きないし、いつもは活動的だったのに、一日中ぼーっとしてる日がありました。
他にも「喉がつかえる」という症状も、後から更年期だったとわかって驚きました。
当時は本当に辛くて、喉に大きな病気でもあるんじゃないかと思うほど。病院に行っても、なんともないと言われてしまい、理解されずに苦しかったです。
月経がなくなったら、その後は比較的スッキリ終わりました。
今は生理がなくなって楽だなと感じています。
体力は落ちたと感じますが、自然と老化なんだろうと割り切れるようになりました。
「更年期って環境や心と繋がっている」(62歳・女性)

あまりにも肩こりがきつくて、どうにもならないと思ったのが48歳くらいの頃でした。
それから、50歳のときに初めて病院へ。最初は漢方をのんで様子をみました。
2〜3年くらい漢方をのみ続けていたのですが、一番しんどかったのは、気力の低下。
常に疲れていて、休みの日は一日中寝ているほどでした。
閉経してから、先生に勧められてホルモン補充療法を始めたのですが、だいぶ気力が戻ってなんとか過ごすことができました。
最終的には、昨年退職してストレスがだいぶ減り、いろいろな症状がなくなりました。
更年期って、本当に環境や心理要因が絡まってるんだ、としみじみ感じています。