「更年期っていつ終わるの?」「この辛さに終わりは来るの?」そんな風に考える方は少なくありません。
この記事では、更年期を実際に経験し、多くの更年期女性と向き合ってきたDr.オリガの経験をもとに、更年期の終わりとその付き合い方についてお話します。

更年期はいつまで続く?
更年期の期間は人によって大きく異なります。一般的には、閉経の前後5年である約10年間を指すと言われますが、実際の経験はもっと複雑なものなのです。
これまで出会った女性たちの中には、更年期の症状をほとんど感じずに過ごす人もいました。
一方で、閉経の何年も前から更年期の症状が始まり、閉経後も症状が続く人もいました。たとえば、生理に変化が出るよりも前から疲労感を感じたり、気分の浮き沈みが現れはじめ、それが数年にわたって続くのです。
つまり「更年期はいつまで続くのか」という質問に、一つの答えはありません。
まずは、「一人ひとりの更年期は異なる」ということを理解することが大きな一歩かもしれません。
更年期のつらい症状
更年期の症状には様々なものがあります。
たとえば、ある日突然、胃から頭にかけて熱の波のようなホットフラッシュが襲ってきたり、不安感や記憶力の低下が起こるかもしれません。
Dr.オリガ自身の経験では、記憶力が急に低下したため初期のアルツハイマー病を疑ったほどでした。
また、睡眠障害で悩む人も少なくありません。眠れないことで、慢性的な疲労感やイライラに悩まされることもあります。他にも、膣の乾燥や性交痛といった症状が起こる人もいます。こうした症状は、身体への影響だけでなく、性生活や自己認識へも影響も与えかねません。
こうした症状以外にも、エストロゲンレベルが低下することで、髪や皮膚への変化も現れます。髪がパサつき、肌が弱くなり、それまで使っていたヘアケア用品や化粧品を一新する必要も出てきます。
このように、更年期の時期が一人ひとり異なるように、更年期の症状も一人ひとり異なるのです。
更年期の終わりのサインはあるのか
更年期の「終わり」を示す明確なサインは、残念ながら存在しません。
医学的に12ヶ月間生理がない状態を閉経と定義しますが、期間症状などの体験は女性によって千差万別です。
しかし、Dr.オリガが自身の経験や多くの女性たちの体験から得た一つの結論は、更年期の「終わり」を一つのゴールとして捉えるのではなく、更年期の期間を、新しい自分の身体と向き合い、付き合い方を見つけ出すプロセスとして捉えることが重要だということです。
そのプロセスが短期間で終わる人もいれば、何年もかけて進む人もいるかもしれませんが、それで構わないのだということです。
更年期と上手く付き合う方法
では、更年期と上手く付き合っていくには、どうすればいいのでしょうか。
Dr.オリガのこれまでの経験から、おすすめのアプローチ方法をいくつか紹介します。
1. あたなに合ったケア
更年期のケアにおいては、ある人には効果的な方法が、別の人には効果がなかったり、逆効果になることがあります。そのため、自分に合ったケアの方法を見つけることが重要です。
2. 専門家への相談
自分に合ったケアを見つけるには、更年期の知識や経験が豊富な専門家(医師や医療従事者)への相談が役立ちます。また、同じ経験をしてきた人たちと話をすることで、更年期と上手く付き合うヒントを得られるでしょう。
3. 更年期を捉え直す
簡単ではないかもしれませんが、更年期を単なる目指すべき「ゴール」と捉えるのではなく、自分が成長して、学び、進化する「過程」だと捉えることで、前向きに過ごすことができるのではないでしょうか。
おわりに
更年期はたしかに困難な時期かもしれません。しかし、これを乗り越えることで、新たな自分との出会いや、より深い自己理解を得る貴重な機会にもなります。
そのためには、更年期の経験が一人ひとり異なるということを認識して、尊重し合うことが大切です。それぞれの道は異なるけれど、それぞれの道には同様に価値がある、ということを忘れないでください。
あわせて読みたい関連記事


