休んでも回復しない疲れは更年期の始まりのサインかも
十分に睡眠を取っているはずなのに疲れが抜けない、夕方になると体が動かなくなる、何をするにも億劫に感じる——。
こうした疲労感や倦怠感は、40代以降の女性が更年期に差し掛かる中で多く経験する代表的な症状のひとつです。
まずは体の変化を知り、必要に応じて医療機関で相談しながら対処していきましょう。
最近こんな変化を感じていませんか?
- いつも疲れている感じが続く
- 休んでも疲れが取れず体が重い
- 集中力や気力が低下する
- 朝起きてもだるさが残っている
- 夕方になると疲労で動きにくくなる
なぜ起きるの?
女性ホルモンの変化と生活要因が重なって起こる疲労
更年期に入ると女性ホルモンの分泌が大きく変動し、エネルギーの維持や回復に影響を与えるようになります。
これにより代謝が低下し疲れやすくなるほか、仕事や家庭でのマルチタスクによる脳疲労、睡眠不足などが重なることで、慢性的な疲労感や倦怠感が続きやすくなります。
ビバエルの治療例
Aさん
お悩み:
ふわっとしためまいがあり、疲労感が強くなってきている。
治療方針:
漢方薬を2種類処方。
まず漢方でベースを整えてから、ホルモン補充療法(HRT)への移行を検討する。
経過の目安:
2か月目で疲労感が軽減。めまいも落ち着いている。
※個人差があります